タイトル
2019 年度 前期
工学部 もの作り創造システム工学系機械工学科
日英区分: 日本語
機械設計製図
Design of Machine Elements and Drawing
3年・前期
時間割コード 科目分野 昼夜
521422A 専門教育科目 昼間
ナンバリング 選必区分
MEEN3600JDME 必修
シラバス用カリキュラム関連 実務経験のある教員による授業
   
授業形態 メディア授業 単位数 曜日・講時
実習 1 水2~4
担当教員(ローマ字表記) 対象学生
太田 光浩, 安井 武史 [Mitsuhiro Ohta, Takeshi Yasui]
機械工学科(昼間)
授業のタイプ(英語科目)  
 
授業の目的
例題として手巻ウインチの設計を取り上げ,各人に与えられた仕様に基づき実際に設計計算および製図を行なう事により,機械設計に関する技術を習得する.
授業の概要
各人に与えられた設計条件に基づき設計計算を行なう. 設計は条件を与えればすぐに適切な解答が与えられるのでなく計算の試行錯誤で寸法が決まっていく事を学ぶ. 設計計算書は指導教員のチェックをうける. 最終的に決まった寸法をもとにして製図を行ない設計図面を完成させる.
キーワード
ウインチ, 機械要素設計, 設計計画
先行/科目  
 
関連/科目  
 
到達目標
  1. 仕様が与えられた時,それを実現するための設計の手順を理解し体得する.
  2. 設計で得た結果を図面として表し,全体としての機能を確認することを学ぶ.
  3. 製図上の約束事を学び,他の図面を理解する能力を養う.
授業の計画
  1. 手巻ウインチの設計の概要
  2. ワイヤロープの強度計算と計画図作成
  3. 巻胴およびワイヤロープ止め金具の強度計算と計画図作成
  4. 歯車減速比と歯車諸元の決定
  5. ブレーキ装置の強度計算と計画図作成
  6. つめ車およびつめの強度計算と計画図作成
  7. 軸の強度計算と計画図作成
  8. 軸周辺部品の強度計算と計画図作成
  9. 歯車の強度計算と計画図作成
  10. ブレーキ周辺部品の強度計算と計画図作成
  11. フレームとフレーム周辺部品の強度計算と計画図作成
  12. 巻胴からブレーキ装置までの部品図の製図
  13. つめ車からフレームまでの部品図の製図
  14. 組立図正面図の製図
  15. 組立図側面図の製図
  16. 組立図上面図の製図
教科書  
教科書1 ISBN 9784339046205
書名 機械設計製図テキスト 手巻ウインチ
著者名 長町拓夫 出版社 コロナ社 出版年 2011
備考
 
参考書
教科書・参考書に関する補足情報
成績評価方法・基準
設計計算書50%,製図図面50%として合計60%以上を合格とする.ただし,計算書および製図図面はそれぞれの提出期限内に提出しなければ合格にはならない.
再試験の有無
受講者へのメッセージ
レポート用紙,方眼紙,電卓もしくはノートパソコン,製図用具,基礎機械製図の教科書を持参すること.
講義前後に予習・復習を行うこと.
WEBページ
学生用連絡先
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学生開示用メールアドレス
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オフィスアワー
オンラインオフィスアワー
実務経験
備考
  1. 普通の講義と違って学生それぞれが最終図面の完成まで進めてゆくものであるから,それぞれの進行状況 が異なってくるので,提出期限に合わせるよう自覚して必要な事柄を積み上げて行かなければならない. なお機械要素,機械材料,材料力学,機構学,加工法,基礎機械製図など総合的な知識が必要である.
  2. 【授業時間】37.5時間,【自己学習時間】(レポート作成等)15時間
JABEE合格
 
学習教育目標との関連
(C) 80%,(B) 20%に対応する
 
教免科目
本授業科目は高等学校教諭一種免許状(工業)の算定科目です.
 
授業の使用言語
 
準備学修に必要な時間の目安等
 
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