タイトル
2019 年度 後期
理工学部 理工学科
日英区分: 日本語
力学基礎1
Elements of Mechanics 1
1年・後期
時間割コード 科目分野 昼夜
612011A 機械工学 昼間
ナンバリング 選必区分
MEEN2100JEME 必修
シラバス用カリキュラム関連 実務経験のある教員による授業
   
授業形態 メディア授業 単位数 曜日・講時
講義 2 金9~10
担当教員(ローマ字表記) 対象学生
中村 浩一, 太田 光浩, 長谷崎 和洋, 大石 昌嗣 [Koichi Nakamura, Mitsuhiro Ohta, HASEZAKI KAZUHIRO, OOISHI MASATSUGU]
機械科学コース(昼間)
授業のタイプ(英語科目)  
 
授業の目的
機械工学系の基礎科目である材料力学,機械力学,流体力学などの力学系科目では,力のつりあいやニュートン力学に基づく運動の法則を理解しなければならない。本講義では,微分やベクトルでの力学表現を扱い,機械系の力学科目を習得するための基礎力を養う。
授業の概要
基礎物理学で学んだ質点のニュートン力学につなげて,質点系および剛体の力学,解析力学の初歩を修得させる。まず,座標系,速度などの質点の力学の基本的な事柄を整理し,質点の運動量や角運動量の概念を解説する。ついで,それを発展させ,質点系の運動を解説する。その過程の中で,機械力学 をはじめ,材料力学,流体力学などの力学系科目の基礎原理が共通していることを習得する。
キーワード
運動量、運動エネルギー、ポテンシャルエネルギー、力学的エネルギー保存
先行/科目  
 
関連/科目  
 
到達目標
1.ニュートンの運度の法則,振動,運動量,力学的エネルギーなどの基礎を理解し,簡単な機械力学的な運動への応用を行うことができる。(授業計画1 から12 に対応)
2.質点系の運動を理解し,簡単な機械力学的な運動への応用を行うことができる。(授業計画13から15 に対応)
授業の計画
第1回:位置,速度,加速度
第2回:運動の3法則
第3回:演習(運動の3法則)
第4回:運動方程式
第5回:振動
第6回:演習(運動方程式と単振動)
第7回:運動エネルギーとポテンシャルエネルギー
第8回:力学的エネルギー保存の法則
第9回:演習(運動エネルギーとポテンシャルエネルギー)
第10回:中心力
第11回:加速度系における運動
第12回:演習(中心力と加速度系における運動)
第13回:質点系の運動(2質点の場合)
第14回:質点系の運動(多質点の場合)
第15回:演習(質点系の運動)
定期試験
教科書  
教科書1 ISBN 9784785320683
書名 力学の基礎
著者名 橋本正章, 荒井賢三 共著, 出版社 裳華房 出版年 1996
備考
教科書2 ISBN 不明
書名 力学基礎演習
著者名 力学基礎演習問題編集委員 出版社 出版年
備考
備考 担当教員編「力学基礎演習」も用いる.
 
参考書
参考書1 ISBN 9784785320201
書名 力学
著者名 原島鮮 著 出版社 裳華房 出版年 1985
備考
教科書・参考書に関する補足情報
演習を行うに当たり、担当教員編「力学基礎演習」を用いる.
成績評価方法・基準
単位の取得:試験70%(期末試験),平常点30%(授業への取組み)として評価し,全体で60%以上で合格とする.
再試験の有無
再試験により評価する.
受講者へのメッセージ
基礎物理学の力学を履修しているものとする.微分積分の基礎知識を習得していることが望ましい.
WEBページ
学生用連絡先
匿名アクセスではこの情報は閲覧できません。
学生開示用メールアドレス
匿名アクセスではこの情報は閲覧できません。
オフィスアワー
中村 浩一:月曜日11:00〜12:00
オンラインオフィスアワー
実務経験
備考
  1. 微分積分の基礎知識を要する.
  2. 授業を受ける際には,2 時間の授業時間毎に2 時間の予習と2 時間の復習をしたうえで授業を受けることが,授業の理解と単位取得のために必要である.
JABEE合格
 
学習教育目標との関連
 
教免科目
本授業科目は高等学校教諭一種免許状(工業)の算定科目である。
 
授業の使用言語
日本語
 
準備学修に必要な時間の目安等
 
ページの先頭へ