2024
年度
前期
教養教育院(2015年度以前の入学生は共通教育)
日英区分:
日本語
基礎物理学・力学概論
Mechanics
時間割コード
科目分野
昼夜
0011403
基礎科目群・基礎物理学
昼間
ナンバリング
選必区分
PHYS1020JLAS
シラバス用カリキュラム関連
実務経験のある教員による授業
授業形態
メディア授業
単位数
曜日・講時
講義
-
2
月5~6
担当教員(ローマ字表記)
対象学生
井澤 健一 [Kenichi Izawa]
理工(機械)1年
ヘッダ固定
授業のタイプ(英語科目)
授業の目的
力学の初歩を、必要な数式の取り扱いとともに学ぶ。ニュートン力学の基本的な法則から物体の様々な運動がどのように理解されるのかを知る。個々の事象についての問題演習を通して力学理論を理解し、その考え方を習得することを目的とする。関連科目の電磁気学概論と併せて、物理現象に対する古典的な基本法則の全体像を獲得する。
授業の概要
多様な自然現象に対する物理的なものの見方とそれらを数理的に取り扱う力を養うことは、理工系の色々な分野の学生にとって必須である。力学はそれ自身の内容の必要性とともに、他の様々な分野の現象や法則を理解するための基礎にもなる。まず、ニュートン力学の立場で運動の記述や法則を説明し、運動方程式を用いて種々の運動を解く。次いで、運動の保存量であるエネルギー・運動量・角運動量を導入し、その保存則の内容について概観する。できるだけ演習も取り入れて、具体的な問題解決に取り組む。
キーワード
速度・加速度,運動方程式,初期条件,エネルギー,運動量・角運動量
先行/科目
関連/科目
到達目標
物体の運動を表す速度および加速度について理解し,運動方程式を用いて簡単な物体の運動を理解する.
運動方程式を立て,微分・積分の技法を用いて解けるようになる.その際,初期条件の意味を理解する.
仕事,運動エネルギー,位置エネルギーおよび力学的エネルギー保存則などについて理解する.
質点系の運動を扱う方法を学び,運動量,角運動量などについて理解する.
授業の計画
直線運動
等加速度運動
平面運動
等速円運動
運動の法則
力の法則
運動方程式
初期条件
単振動
保存則
力学的エネルギー
角運動量
質点系
運動量
定期試験
総括授業
教科書
教科書1
ISBN
9784780601701
書名
物理学演習問題集 力学編
著者名
原康夫・右近修治
出版社
9784780601701
出版年
2009
備考
300円
参考書
参考書1
ISBN
9784780609509
書名
物理学基礎
著者名
原康夫
出版社
9784780609509
出版年
2021
備考
2400円
教科書・参考書に関する補足情報
参考書は一例であり、上記は準教科書として挙げるが、これに限定する意図はない。
成績評価方法・基準
定期試験の結果で評価する。
再試験の有無
有
受講者へのメッセージ
出欠は直接成績の加点減点対象にならない。
WEBページ
「教務システム>授業支援>授業リンク」にURLを掲載します。
学生用連絡先
匿名アクセスではこの情報は閲覧できません。
学生開示用メールアドレス
匿名アクセスではこの情報は閲覧できません。
オフィスアワー
授業当日の昼12時から12時半,及びメール等で事前に都合の確認をして可能であれば随時.
オンラインオフィスアワー
実務経験
備考
原則として対象のコース(機械科学コース)の学生のみ受講可能です。特別な理由で他コースから受講を希望する場合は、事前に担当教員にご相談ください。
自学自習(予習・復習)のアドバイス
どのような説明が理解しやすいかは学習者によって様々であり、結局は本人が、自身にとって最も適切なものを選択し構成することを求められます。この意味で、自習は学習の中核をなすと言ってよいほど重要です。授業は、それを助けるツールであると考えて、積極的に活用してください。
準備学修に必要な時間の目安等
授業を受ける際には,2時間の授業時間毎に2時間の予習と2時間の復習をしたうえで授業を受けることが,授業の理解と単位取得のために必要である.
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