タイトル
2024 年度 前期
創成科学研究科  
日英区分: 日本語
応用流体力学特論
Advanced Fluid Dynamics
前期
時間割コード 科目分野 昼夜
A5M2020    
ナンバリング 選必区分
MEEN6010BSME 選択
シラバス用カリキュラム関連 実務経験のある教員による授業
   
授業形態 メディア授業 単位数 曜日・講時
  2 金3~4
担当教員(ローマ字表記) 対象学生
重光 亨, 太田 光浩 [Toru Shigemitsu, Mitsuhiro Ohta]
機械科学コース
授業のタイプ(英語科目)  
 
授業の目的
本講義では,エネルギー問題の解決に貢献する風力発電や水力発電の作動原理,性能特性,利用方法,課題を理解することを目的とする。また,様々な幅広い工業プロセスで重要となる複雑特性を持った流体,各種流動問題や熱・物質移動を伴う流動の数学的な扱いについても概説し,流体力学に関するより深い知識の習得を目指す。
授業の概要
エネルギー問題の解決において再生可能エネルギーの有効活用および省エネルギー技術の適用は非常に重要である。本講義では,流体エネルギーを活用した風力発電や水力発電の基礎知識について説明を行うと共に,その最新の研究開発動向についても紹介を行う。また,様々な工業プロセスで重要となる複雑特性を持った流体,各種流動問題や熱・物質移動を伴う流動の数学的な扱いについても概説する。複雑な流動現象を把握し,制御するための最新技術動向についても解説を行う。
キーワード
再生可能エネルギー,風力発電,水力発電,省エネルギー,非ニュートン流体,複雑流れ,熱・物質移動
先行/科目  
 
関連/科目  
 
到達目標
1.風力発電と水力発電の基礎知識を習得する。
2.様々な複雑特性を持った流体や熱・物質移動を伴う流動現象について理解する。
授業の計画
1.再生可能エネルギーの有効活用
2.流体と羽根車とのエネルギー変換
3.水力発電の現状と基礎
4.小水力発電
5.風力発電の現状と基礎
6.風力発電の研究開発動向と小型風力発電
7.自動車に関連した流体現象と空力設計
8.中間レポート課題の解説
9.流動・熱・物質移動現象について
10. 流動・熱・物質移動現象の類似性
11. 流体の複雑特性
12. 複雑特性の数学モデル
13. 流れの支配方程式
14. 無次元数
15. 流動問題の数学的解法
16. 期末レポート課題の解説
教科書  
 
参考書
教科書・参考書に関する補足情報
成績評価方法・基準
講義中に実施する4回の演習および2回のレポート課題の成績を総合して評価する。成績評価は,演習20%,中間レポート40%,期末レポート40%とし,総合点の60%以上を合格とする。なお,出席数が授業回数の3分の2を超えない場合,成績評価は行わない。
再試験の有無
再試験は実施しない。
受講者へのメッセージ
WEBページ
学生用連絡先
匿名アクセスではこの情報は閲覧できません。
学生開示用メールアドレス
匿名アクセスではこの情報は閲覧できません。
オフィスアワー
太田光浩: 木曜日(17:00 ~ 18:00),重光 亨: 木曜日(17:00 ~ 18:00)
オンラインオフィスアワー
実務経験
備考
準備学修に必要な時間の目安等
大学の講義は、1単位を修得するにあたり、教員が行う授業時間に加え、学生が予習や復習などの授業時間外に学修する時間と合わせて、45時間の学修を必要とします。
 
ページの先頭へ