2024
年度
前期
創成科学研究科(博士前期課程)
日英区分:
日本語
量子科学基礎理論
Theoretical Basis for Quantum Physics
前期
時間割コード
科目分野
昼夜
A5M8010
ナンバリング
選必区分
PHYS6000JSNS
選択
シラバス用カリキュラム関連
実務経験のある教員による授業
授業形態
メディア授業
単位数
曜日・講時
-
2
水5~6
担当教員(ローマ字表記)
対象学生
井澤 健一 [Kenichi Izawa]
自然科学コース
ヘッダ固定
授業のタイプ(英語科目)
授業の目的
現代物理学における基本法則としての量子論に対し,専門的な観点から,その基礎に関する理論的な検討について理解する。
授業の概要
まず,公理論的な立場から量子論を定式化して,その観点から粒子の量子力学や場の量子論などの位置づけを明らかにする。それに伴い,場の量子論自体の導入段階の内容についても把握する。さらに代数的な量子論の設定に基づく考察を加えて,量子論の基礎付けを与える。その上で可能となる超対称性や相対論の要請を分析して,物理的な時間や空間の構成の様子を概観する。
キーワード
量子力学, 場の量子論, 超対称性
先行/科目
関連/科目
到達目標
1.公理論的な立場や代数的な観点から量子論を定式化できる。
2.相対論的場の量子論の導入段階の内容を把握する。
3.ボソンやフェルミオンと超対称性について説明できる。
授業の計画
1.量子論の公理論的な定式化
2.量子状態の導入
3.可観測量の導入
4.時間発展の記述
5.ボソンとフェルミオン
6.特殊相対性理論
7.スカラー場の古典論
8.スカラー場の量子論
9.可観測量の代数
10.量子状態の代数的な構成
11.量子論における対称性
12.スピン群の表現
13.超対称性の要請
14.物理的な時空の構成
15.隠れた対称性
教科書
参考書
教科書・参考書に関する補足情報
授業中に参考文献を挙げる。
成績評価方法・基準
平常点(65%)および詳細な説明を要する専門的な内容のレポート課題の結果(35%)について,総合的に評価する。
再試験の有無
再試験は実施しない。
受講者へのメッセージ
WEBページ
学生用連絡先
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オフィスアワー
授業当日の昼12時から12時半,及びメール等で事前に都合の確認をして可能であれば随時。
オンラインオフィスアワー
実務経験
備考
準備学修に必要な時間の目安等
大学の講義は、1単位を修得するにあたり、教員が行う授業時間に加え、学生が予習や復習などの授業時間外に学修する時間と合わせて、45時間の学修を必要とします。
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